今回は飛び石に遭った時に貼るビニールテープの重要性についてです。
当店ホームページで「きれいに修理するためにお願い」としてビニールテープを貼って頂くことをお願いしています。
このテープを貼ることの最大の目的はひび割れの中に水分が入らないようにすることです。
ではなぜ、水分が入るといけないのか?
それはひび割れの中に水分が入っているとレジンが入らないからです。
そのため施工時に水分を抜く必要があります。
で、その作業が非常に危険なんです!
どうやって水を抜くか?
そう、熱をかけて蒸発させます。
そうなんです・・・
熱を掛ければガラスも膨張します。
その時にひびが広がってしまうリスクがあるんです。
こちらの画像の割れ、分かりにくいとは思いますが水が入っています。
なので水を抜く作業をしました。
水を抜くこと 「は」 出来ました・・・
二枚の画像を比べて頂くと、二枚目は黒く影になっている部分や、白く反射している部分が多いことが分かると思います。
これがひび割れの中に水が入っていない状態です。
でも、熱をかけたことによってひびが伸びて赤く囲っている部分が出来てしまったんです。
はい、ひびが広がってしまいました。。。
こうなってしまうとリペア出来ません。
ほとんどの場合はひびを広げることなく水を抜くことが出来るのですが、まれにこの様になってしまいます。
なので水が入らないようにすることが大切なんです。
「飛び石に遭ってし合ったら、すぐにビニールテープを貼る」これをぜひ覚えておいてください。
ひび割れしたらビニールテープです。
大切なことなので二回言いました!