今回はゼファー400のタンクデントリペアです。
バイクタンクのデントリペアというと、タンクを外しての施工することが多いです。
しかし、バイク屋さんからのご依頼であれば問題ないのですが、オーナーさんからのご依頼の場合タンクを外すことのハードルが意外に高いです。。。
当店でのタンク脱着は出来ないため、ご自身で脱着出来ない場合は、バイク屋さんに工賃を払ってお願いすることになってしまいます。
今回も、まずは一度見させていただき、ある程度出来そうな感じでしたので、オーナーさんと相談の結果、車両についた状態で施工してみることにしました。
各部に小さなへこみがあります。
新しいバイクではないので、塗装の剥がれリスクがあるプーリングは極力避けたいとことです。
どこまで裏から押して直せるでしょうか?
この5カ所はギリギリのところもありましたが、何とか裏から押して直すことが出来ました。
しかし、これがどうしても押せません。。。
オーナーさんからプーリングの許可は頂いているのでプーリングで挑戦です。
傷が入っている鋭いへこみでしたが、何とかここまで直せました。
これ以上は危険な感じがしますのでここまでで収めます。
多少の歪みはありますが、ライトを当てなければほとんど気にならないレベルかと思います。
オリジナルの塗装を残してへこみを直して、かなりすっきりとした印象になりました。
この度は、ご来店・ご依頼ありがとうございました。